家族が亡くなったとき、一定の期間身を慎み、神社への参拝、祭りごとへの参加などを遠慮します。
これを「忌(いみ)」の期間といいます。
この「忌」の期間は、最長でも、両親や子供が亡くなった場合の50日間とされています。
一方、親族の死後1年ほど華美な言動やお祝い事を慎む習慣もあります。
これを「喪(も)」の期間といいます。
「忌」の期間と「喪」の期間を混同して、親族が亡くなった歳には翌年の新しいお神札を受けることができないと考える方が多いようですが、たとえ不幸があっても、新しいお神札をお祀りし、新たな気持ちで新年を迎えるのが日本人の古来からの心持ちではないでしょうか。
したがって、最長でも50日の「忌」の期間が過ぎれば新しいお神札をお祀りしてかまいません。
もし、年末に亡くなった場合など、50日を過ぎずに新年を迎える場合には、50日を過ぎた時点で氏神神社より新しいお神札をお受けしてお祀りしてください。